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NHK「ファミリー・ヒストリー」を視て

 年惜しむ 心うれひに 変りけり (高浜虚子)

今年も残り十日あまりとなりました。新しい年、また一つ年をとります。この歳になると、「新年めでたくもあり、めでたくもなし」の心境になってきます。

さて、今冬は雪が多いという話をよく聞きます。「カマキリが自分の背丈ほどのところに卵を産んだ」「今年はカメムシをたくさん見かける」などなど、どれも積雪が多くなるという言い伝えです。
IMG_2246%20%28220x165%29.jpg東京にお住まいのメーカーの方が、「山形は雪が多いでしょう」という話をよくされます。確かに雪国ですから雪は多く降ります。ここ30年間の山形市の平均最大積雪は2月の45cmです。雪が積もらない土地にお住まいの方からすれば大雪かもしれません。しかし、東京でも一昨年の平成26年2月に27cmの積雪を観測しています。結構な量です。雪深いイメージは、毎日の天気とも関係するのかなと思います。山形の1、2月はほとんど雪空か曇り空です。東京はからっとした快晴の日が続きます。日照時間が違うのです。昔の「表日本」「裏日本」のイメージが強いのかなと感じる年の瀬です。

NHKに「ファミリー・ヒストリー」という番組があります。いわゆる有名人の系譜をたどるものです。毎回、よくそこまで調べ上げたなと感心して見ています。
先月初めは、30年前はトップアイドル、今は大河ドラマ「真田丸」にも出演されている女優の斉藤由貴さんを取り上げたものでした。斉藤さんも御年50歳、3人のお子さんの母親だそうです。
番組の中でグッと胸を締め付けられたのは、由貴さんの父親勉さんの壮絶な人生を告白した場面でした。
勉さんが6歳の時、両親が離婚し、父親に引き取られる。小学校5年生の時、父親(由貴さんにとっては祖父)は再婚し福島に暮らすようになったが、再婚相手は大酒飲みだった夫に愛想をつかし出ていってしまう。父親はその妻を追いかけ、出て行った仙台の妻のところに行こうとする。勉は「いっしょに連れてってくれ」とせがむが、一人分の汽車賃しかないからダメだと断られる。一人だけで福島から仙台に汽車で行ってしまう。どうしようもない勉は、線路を一人歩いて福島から仙台にたどり着き、父親に泊めてくれと願うが、二番目の母親にも反対され断られる。仕方なく、同じ仙台に住んでいた本当の母親の家に行って泊めてくれと頼む。いったんは勉を抱きしめ事情を聞いた母親は、別れた夫を怒らせてはいけないと思ったのか泊めることはできない、と一度は断る。引き返す勉を姉が追いかけ連れ帰り、一晩だけ泊めるという壮絶な話です。
IMG_2244%20%28220x165%29.jpg一視聴者であるわたしは、この時点で父親への怒り心頭に発し、「自分の子どもじゃないか!」と心の中で叫んでしまいます。福島、仙台間は距離にすると80kmもあります。こんなドラマのような話が本当にあるのかと、あきれかえってもしまいます。今の時代も「子どもの虐待」が大きく取り上げられますが、きっと昔も斉藤さんの父親のような話が普通にあったんだろうなと思うと悲しくなりました。
よく虐待やいじめは、「連鎖」すると言われます。負の連鎖は断ち切らないといけません。すべての子ども達を抱きしめることはできませんが、せめて自分のお子さんにはしっかりと愛情を注ぎたいものです。

公共広告機構ACジャパンの2003年度のCM作品に「『抱きしめる、という会話。』-母親編-」というものがあります。数あるACのCMの中でも珠玉の一点、大好きな作品の一つです。次のような言葉で語られます。

子どもの頃に
抱きしめられた記憶は、
ひとのこころの、奥のほうの、
大切な場所にずっと残っていく。

そうして、その記憶は、
優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、
ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、
そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、
死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。

子どもをもっと抱きしめてあげてください。
ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。

みなさんには、小さい時に親や兄弟から抱きしめられた経験はないでしょうか。わたしにも母親から叱られた末に抱きしめられた記憶がかすかにあります。小さい時の実体験は、その子の心の成長に大きく影響します。声を張り上げて怒るより、しっかり抱きしめて諭すことが大事ではないかと思います。それが子どもの健やかな成長を促します。

今回のブログも気が重くなるような内容でした。来年は明るい話題を提供したいと思います。それでは、よいお年をお迎えください。(2016.12.21)

※「ACジャパン」のCMは、画質はよくないですが「You Tube」でも視聴できます。

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