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第51回YBC読書感想「本の森たんけん」受賞おめでとう

 冬来たる 眼みひらきて 思ふこと (三橋鷹女)

001%201128%28210x118%29.jpgこの句を詠んだ俳人鷹女先生、果たして何を思ったんでしょうね。しかも、「眼みひらきて」ですから。ある人は、「何かを見ているのではない。己の心を深く見つめているのだ」と言っています。深いですね。
寒い日が続きます。まさに「冬来る」、暦では「小雪」です。雪がちらつき始めました。心を見つめるにふさわしい季節です。

今月10日に「第51回YBC読書感想『本の森たんけん』」の表彰式が山形メディアタワーで行われました。今年度の応募数は小中高、一般合わせて929点と、近年にないたくさんの応募がありました。昨年と比べても231点も増え、主催者としてもうれしい限りです。

DSC06021%20%28210x140%29.jpg表彰式では、特選者21人、入選者30人のみなさんと、学校賞に選ばれた10校の代表者の方々に賞状と副賞をお渡ししました(佳作48人のみなさんには学校で授与になります)。
審査委員長の日本国語教育学会山形県支部会長、菊地とく先生からは、「本を読んでの自分の思いや考えを、木にたとえれば太い幹のように最初から最後まで貫くことの大切さ」を強調されたご講評をいただきました。
また、特選、入選の受賞者を代表して、蔵王第一小学校2年松井渚紗さんと大石田中学校2年安達結子さんの二人から受賞した作品を読んでもらいました。松井さんは主人公「おさるのこうすけ」と自分の弟と妹を重ねて人とのつながりを、安達さんはカレーライスの食材づくりから「いただきます」の意味について書いた感想文の朗読を会場のみなさんに堂々と披露してくれました。

そのほかの特選者のみなさんの作品にもすばらしい感想がたくさんありました。一部抜粋して取り上げることは感想文という一つのまとまりからすれば趣旨に沿わないとは思いますが、お許し願います。
 
☆朝暘三小4年 菅 秀真くん 『ええたまいっちょう!』
「心が軽くなれば、体の苦しみも軽くなる。心を軽くするのは、人の心が一番なんだなって思った。そして、人の心を深くきずつけるのも人の心。だからぼくは、野球のキャッチボールをするように気持ちもキャッチボールをして、人の心を軽くできるような人になりたい。」

☆長井小4年 左右田 心さん 『はたらく』
「世界にはいろんな人がいて、いろんな生き方があることを教えてくれました。『はたらく』ことはお金をもらって生活をするためです。でももし、一生生きていくだけの十分なお金があったらみんなどうするのだろうかと想ぞうしてみました。『はたらく』ことをやめる人がいるかもしれないだろうし、やめない人もいるだろうと思いました。『はたらく』ことをやめなかった人は、『はたらく』ことに楽しみややりがいを感じるからなんだと思いました。
 私はしょう来、『どんな大人になりたい』のか、『しょう来のゆめ』をはっきり言える自信はまだありません。でも、この本を読んで私が『はたらく』ことでだれかの役に立ったり、だれかを楽しませられたりできたらいいなあと思いました。『はたらく』は半分大人になる自分に勇気をくれた1さつでした。」         

☆大蔵小6年 加藤 響さん 『運動会小説 走れ!ヒットン』
「この本に出会う前には、私にとっての仲間は、つらいときに支えてくれるかけがえのない存在だった。そんな仲間を傷つけまいと思って暮らしてきたが、それだけでは、信頼していることにはならないと思うようになった。わたし自身が、努力できることには、手を抜かずにやるとか、仲間ができるようになるまでがまんして待ってみるとか、いろいろな方法があるのだと、この本が教えてくれた。今、私は変わっていく。友だちの気持ちを深く考えて、仲間を助けようとする、笑顔いっぱいをめざすヒットンなような人へ。」  

☆興譲小5年 石川 智温くん 『あぐり☆サイエンスクラブ夏』
「山と川とに囲まれた平野に整然と、かつ、どこまでも続く田んぼの美しさにぼくは改めて心をうばわれた。今までだって、同じような景色はいくらでも見たことがあるが、こんなに深く心に残ることは無かった様に思う。
 なぜぼくは変わったのか。それは、夏休みの初日に読んだ『あぐり☆サイエンスクラブ夏』という本と、山形の田んぼや風土のおかげだ。」 

002%201128%28210x118%29.jpgどの感想からも、子ども達の純粋な気持ちと将来への希望が伝わってきます。本を読むことをきっかけに、子ども達の感性が磨かれ、一回り心が豊かになったような感じを受けます。読書ってすばらしいなと、あらためて思います。

読書のキャッチコピーに秀逸なものがたくさんありました。たとえば、
「あの人のカバーを外したい。」
「秋も、出会いの季節だと思う。」
「こころ、色づく。」
「いい本、実りました。」
「絵本は子どもが初めて出会う別世界。」
今すぐにでも読書へと誘うすばらしいものばかりです。どうです、今から読書してみませんか、「眼みひらきて」。(2018.11.28)

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