社長ブログ

「楽しく」、「若々しく」、「心を合わせて」演奏する

2007.12.13

10月末、大正琴の東北大会参加のため、郡山に行ってきました。といっても、当社と大正琴の関係を知らない方もおいでかと思いますので、若干、ご説明しましょう。
昭和61年2月、山形教育用品のカルチャー部門として、大正琴の山形教室が開設されました。以後、上山、村山、新庄、酒田、南陽と、県内全域に教室が開設され、翌年、昭和62年8月には、琴城流大正琴山形県愛好会の第1回発表会が、山形市中央公民館(アズ七日町)で開催されました。14の教室から156名が参加しました。
もっとも会員の多かったときは2000人近くでありましたが、21年目をむかえた現在、会員の方は約1200人です。月に2回、教室に集い、大正琴の音色を楽しみ、仲間と語り合い、楽しいひとときを過ごしています。県大会も行われますが、毎年、東北大会にも、たくさんの会員が参加します。昨年は仙台市、今年は郡山市と、バス4台を連ねて旅行をするのも大きな楽しみなのです。
今年は、山形支部は、4つのステージ。置賜地区の「あずま」グループが「碑(いしぶみ)」と「くちなしの花」の2曲、山形地区から新庄地区までのグループ「ラ・フランスの香り」が「大脱走のマーチ」と「花の首飾り」の2曲、山形地区の「ピープルやまがた」が「恋のしずく」と「ダイアナ」の2曲を演奏しました。県内の指導員がつくるグループ「鈴木家の人々1代目2代目」は、「愛のメモリー」と「YOUNG MAN」を演奏しました。
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「鈴木家の人々1代目2代目」とは妙な名前だと思うでしょう。大正琴では、「名取」という指導者になりますと、「名取名」をいただきます。それがたとえば「鈴木琴晶(すずききんしょう)」のように、すべて「鈴木」の名前をいただきますから、その「鈴木」の名前をいただいた1代目と2代目のグループです、という意味なのです。
4つのステージはどれも見事な演奏でした。特に最後の指導員の皆様の演奏は、「YOUNG MAN」に黒田章久さんの歌も入り、大観衆の手拍子と身振り、手振りも加わり、大いに盛り上がりました。観客と一体となったステージは、「楽しく」、「若々しく」、「心を合わせて」演奏するという、山形の大正琴愛好会が目指すものでありました。
それにしても、皆さん、本当にたくさん、おみやげを買いますね。つられて私も「薄皮まんじゅう」を買いました。大正琴を、あなたも始めてみませんか?

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