あけましておめでとうございます
2008.01.05
あけまして おめでとうございます。
今日は、山形教育用品の第53期の始まりの日です。全社員、一堂に会して、仕事始めの儀を、にぎにぎしく執り行いました。私たち山形教育用品社員一人一人が、今年の目標を明確に語り、その実現を誓い合いました。
中央教育審議会より、いよいよ学習指導要領改訂の答申が出されます。11月26日の日本経済新聞に、中央教育審議会、梶田叡一教育課程部会長の寄稿がありました。
これからの学校教育が目指すものは、「確かな学力」を基盤とした「生きる力」だ、学校は、一人一人の子どもに、その力を責任を持って育成していく場にならなくてはならないと述べています。そして、基礎的基本的な事柄について体系的な知識と理解を持ち、それを基盤として思考し判断できる力を身につけると同時に、自分なりに探求し追求していって、自分で納得できる結論を獲得できる態度と能力を持つ子どもを育てて欲しいと述べています。
これだけ読むと、現行指導要領(平成10年告示)と同じだなあと思ってしまいます。そうなのです。学力の基本的な考え方がそう簡単に変わるはずはないのです。
具体的に変わるのは、国語や算数・数学、社会、理科など、授業時間数が増えること、小学校では、英語学習が入ること、国語に易しい古文や漢文が入ること、中学校では、体育でダンスと武道が必修になること、高校で理科や地歴公民などの科目構成が変わることとあります。
「教育改革の波に動じることなく、目の前の子どもたちに着実に力をつけていきます」という年賀状をいただきました。
山形の教師の底力を感じ、山形の子どもたちの幸せを思い、うれしくなってお屠蘇がすすみました。
今年も、よろしくお願いします。