「読書活動の推進」に役立てたらうれしいです
2012.06.29
いよいよ夏本番を迎えますが、夏至の日以後、昼間の長さが１日あたり１・２分ずつ短くなっていることを考えると、少し寂しい気持ちにもなってきます。
当社の本社倉庫、そして隣接する図書作業室には、年間を通して多くの書籍があります。特に年度初めからこの時期にかけては、書籍が毎日、大量に移動しています。倉庫では、各種の課題図書や希望者用図書が、受注後まもなく各支店に向けて発送されます。図書作業室では、学校図書館に収められる図書類が、ラベルを貼られたり、各校別の方法に合わせて図書管理ソフトで分類集計処理されています。これらの仕事を、今日も今現在、11名が汗をかきながら進めています。
皆様ご承知のとおり山形県教育委員会のホームページには、「学校教育指導の重点」がアップされています。その中の一項目『児童生徒一人一人が………、言葉の力、感性、表現力、想像力を豊かにすることができるような読書活動を推進する』。この一文に、私は心底納得し、頷いてしまいます。
映像文化のなかを泳いで生きている子どもたちが、一冊の図書のなかに頭と心を潜り込ませている姿を想像しただけで、わくわくしてきます。そして、県をあげて取り組んでいる読書活動の推進に、当社がほんの僅かでも関わらせていただいていることが、とても有難くうれしいことだと思えてくるのです。
県内小中学校では、沢山の「絵本」が巡回され、生き生きと読書活動がすすめられているようです。お聞きするところ、「絵本」には沢山のミリオンセラーがあるそうです。当社としても、児童生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様から喜んでいただける図書類を、できるだけ多く取りそろえるよう努めているところです。結びのところで恐縮いたしますが、当社主催の図書展示会には、昨年よりもさらに多くの先生方や関係の皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。（平24.6.30）
