社長ブログ

もうすぐ春ですね

2013.02.22

自宅の屋外にある温度計は、今朝も氷点下5℃以下でした。でも、寒さに負けていられません。先日、山形市内を流れる馬見ヶ崎川の河川敷を歩きました。秋には芋煮会で賑わう一帯も、まだ土色に変色しない白いままの雪原です。
他の人達が歩き固めてできた狭い雪溝を、足下だけに神経を集中しながら進みます。と、被っていたニット帽に何かが引っかかり、帽子がまくれ、足下に粒が数個落ちました。慌てて見上げると、桜の枝。芽が数多く膨らんでいるのです。落としてしまったことをお詫びしながらも、新芽に見とれ、近づく春を感じました。
春といえば選抜高校野球。昨年六月に本欄で記させていただいた県立C高校が、『東北絆枠』でまたまた選抜されました。うれしい限りです。出場決定後すぐ、主力メンバーであるK君のお父様にお祝いの電話をしました。「年度末で職場の皆さんには悪いんだけれど、休みをもらって応援に行ってくるつもりだ」とのこと。「急ぎの仕事が入っても、他の人に頼んで、行っちゃえ!」と、私も言ってしまいました。
校長先生からいただいたお手紙の一部。
「……弛まぬ努力と精進を重ね、……、心の鍛錬も実践していることなど、東北絆枠に見合う高い評価を頂いたとお聴きいたし、野球部のこれまでの努力が報われた思いです。また、選考背景に、本校が人間教育や生徒指導を大切にしている校風や、山形県が震災復興支援に積極的に関わっていることなども評価されたとお聴きし、学校としても大変有難く、嬉しく思っております……」
ご同慶の至りです。お陰様で、山形県民として、胸を張って声援を送れます。
第46回YBC読書感想「本の森たんけん」の指定図書選定会議が立ちあがりました。選定委員の先生方は、先週末からお仕事を進めてくださっています。
%E6%A5%AF%E5%B2%A1%E5%B0%8F.jpg選定会議の数日前に、村山市立楯岡小学校をお訪ねしてきました。第36回以来10年連続して『学校賞』を受賞されたことに、弊社としてもお祝いをさせていただくためでした。校長先生の前で、六年生の図書委員の皆さんに記念品をお渡しすることができました。委員長さんからお話を伺うと、先生方や保護者の皆様のご指導ご援助をいただきながら、委員会活動や全校活動で、長年にわたって読書活動の充実に取り組んできたとのこと。小学生の皆さんの講読心や行動力に、改めて感心しながら、嬉しい気持ちで帰社したところでした。
今年の第46回でも、多くの学校と多くの皆さんから応募いただけることを楽しみにしています。桜の花が満開になった頃には、指定図書の一覧が載った募集要項が刷り上がるはずです。春が待ち遠しいです。(平25.2.22)

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