音楽は、ひたすら楽しむべし
2013.10.09
名物「いも煮」のおいしい季節なのに、「寒露」の日、山形で29℃を超えました。社屋内ではエアコンと扇風機が動いています。
琴城流大正琴山形県愛好会の演奏会が、今年も開催されました。第27回を数えます。前日に名古屋から山形入りしてくださった家元曰く、「山形県の皆さんの熱気と元気。毎年楽しませてもらってます」、うれしいお話です。確かに、出番を終えた皆さんが談笑している姿は、和やか、賑やか。ステージ上では、艶やか、華やか。趣味の世界を楽しみながら、長～い青春時代を謳歌している、元気印の皆様方です。より良い生き方を学ばせていただいた気がします。
多数の会員が出席した夕方からの反省会で、本県指導陣のなかで最高資格をもつ鈴木琴晶教授が挨拶しました。「演奏会が成功裏に終了したのは、各教室の指導者・会員の努力によるところ大である。しかし、山形教育用品社員が舞台裏を支えてくれたことを、強く心に留め置きたいものです……」、大宴会が、この一言で、さらに盛り上がりをみせました。
上記の教授は弊社社員でもありますが……。自画自賛だと言われることを覚悟して申せば、社員みんなが黒子役をよくぞ務めているな、という思いでいっぱいです。受付、誘導、舞台作り、楽器設置、演出効果、清掃美化等々。意気揚々と役割を果たしている社員の姿が、頼もしい限りでした。
短箏（たんごと）ステージも2回目となり、反省会に初参加した短箏教室会員の方が笑顔で話されたそうです。「楽しかった～。来年も……」と。
第28回演奏会に向けて、会員の皆様も気持ちを新たになさっていることでしょう。弊社の担当部長のことば、「皆さんにさらに楽しんでいただける演奏会になるよう、智恵をしぼって企画、準備を進めていきます」。
また来年も、舞台上でも、舞台外でも、舞台裏でも、音楽を楽しみ、音楽で楽しみたいものです。（平25.10.9）
