社長ブログ

顔をお見せして

2015.02.02

弊社の第60期も1ヶ月を経過しました。社内プロジェクトチームが、60年を記念する取組について検討しています。会社全体をさらに元気にし、業績に結びつくアイディアが示されるだろうと、楽しみにしているところです。
カーラジオを聞き流しながら運転していたとき、ある保険会社さんのCMにひきつけられました。
“代理店を通して、人と人との直接的なやり取りを大切にしながら、お客様との信頼関係を築きあげる”ことを、会社のポリシーにしている、という内容です。この短時間のCMと、弊社の小誌に最近投稿された文章が、私の心の中で重なったのでした。文章は、弊社の営業担当係長が書いたもので、本人からは事後了承をもらう前提で、一部を転載してみます。
『通販等で手軽に物を買うことができる今日、私が通販を利用する理由の一つは“安い”です。そんな私が、近所の酒屋にはじめて行った時の話です。店主は明るく笑顔で<酒蔵・酒米・品名・味>等を一生懸命話してくれました。勧められたお酒がどれもおいしそうに見えました。私としては高価な地酒を買いましたが、「次もこの店で買おう」と思いながら店を出ました。安くはない買い物をしたはずなのに得をした気持ちになりました。商品の良さもありますが、店内でのやり取りを含め納得して買うことができました。そんな気持ちにさせる営業マンになりたいと強く思った出来事でした。(後略)』
ダイレクトに物品販売をする会社は、弊社のような販売会社にとっては強力な競争相手ではあります。しかも、平成13年に小学校で発生した残忍な事件以来、校舎のセキュリティは確実に厳しくなりました。さらには、先生方が職員室にはいないで、教室などで子供さんたちと一緒に過ごす時間や、会議などをされてる時間がますます多くなってきたのも現実です。これらのことは、まさに“フェイスtoフェイス”で営業活動をしている弊社の担当者にとっては、仕事の難しさに結びついているのは、間違いありません。
honfax%40yk-yohin.co.jp_20150202_164200_001%20%28141x200%29.jpgしかしそれでも、前述の彼は体験を土台にして、先生方からの厚い信頼を得られるよう、日々の営業活動を積み重ねているのだろう。そして彼だけでなく、すべての社員が同じことを考え、皆様から喜んでいただける仕事をしようと具体的行動をおこしているのだろう。そんな風に考えながら、心地よくハンドルを握り続けたところでした。
先生方におかれましては、何とか時間を割いていただいて、弊社担当者のご説明等に耳を傾けていただきますよう、第60期も引き続きよろしくお願いいたします。(平27.2.2)

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