社長ブログ

新年明けましておめでとうございます

2018.01.18

 初日待つ 雪嶺の色 かはりつつ (五十嵐播水)
新年明けましておめでとうございます。今年は2018年、平成30年です。小渕元総理が官房長官時代、正月早々、「新しい元号は『へいせい』であります」と発表した記者会見の場面は今も記憶に新しいですが、もう30年も経ちました。その「平成」もあと残り1年3ヶ月です。「降る雪や 明治は遠く なりにけり」(中村草田男)とありますが、昭和世代にとっては「昭和も遠くなりにけり」の気分で、ちょっと寂しいです。さて、気を取り直して。
%E5%B9%B4%E8%B3%80011%20%28220x220%29.jpg新年の会社の仕事始めの会で次のような話をしました。
「今年は戌(いぬ)年です。戌のことわざに『犬も朋輩、鷹も朋輩』という言葉があります。『朋輩』とは『仲間とか同僚』という意味です。
昔の鷹狩りで、犬と鷹には違った役目があるが、同じ主人に仕える仲間であるという意からきたことわざで、役目や地位が違っても、同じ職場で働けばみな同僚であることに変わりがないから、仲良くすべきであるということだそうです。
わたしたち山形教育用品は現在、役員と社員合わせて69人です。教材販売会社では大変規模が大きいですが、大企業のような規模の会社ではありません。中小規模だからこそ、しっかりと同僚性を発揮していくことが、会社がこれから生き抜いていくための第一の要素だと思います。
そのためにも、常にしっかりと連携を図っていくこと、情報を確実に共有すること、日頃のコミュニケーションを図ることに努めることが極めて大切だと考えます。
前期62期は会社にとって厳しい一年になりました。今期63期は、役員、社員一つになって一年を笑顔で終えることができるように、毎日の努力が確実に、まちがいなく目に見える『カタチ』や『数字』に表れるようがんばっていきましょう」
0022%20%28220x165%29.jpg教材販売会社は全国で何社ぐらいあるのでしょうか。日本図書教材協会発行の図書教材新報によると、都道府県図書教材協会の会員数は実に1,474社を数えます。山形県でも22社を数え、児童生徒数の割合から考えても会社数は極めて多いと思います。
その中でも、わたしたち山形教育用品は社員数69名を数える全国屈指の会社です(あくまでも社員数であり、売上額ではありませんが)。しかも、県内教材販売会社としては、創業63年目を迎える老舗の販売会社です。
そして、会社創業以来、「子供たちの限りない前進と学力の向上」の精神を標榜してきました。そのことに誇りと責任を持ち、これからも着実、確実、誠実に歩みを進めていきたいものです。
社員のみなさん、これまでいただいた学校の先生方のご愛顧やご用命に対して漫然とあぐらをかくことなく、これまでの実績をしっかりとした信用として認識いただき、さらに将来への信頼につなげられるよう本年もがんばっていきましょう。(2018.1.18)

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