社長ブログ

「東京あたり」の教育???

2008.02.20

「東京あたりのことが常識となって進められる教育改革。それでいいのかなあ」と、2月4日に書いたら、2月11日(月)日経の19面、教育欄。
まず「数字は語る」で、「首都圏小6、6人に1人受験」と題して「四谷大塚」のグラフを載せていた。「受験者1人当たり併願校数は6.08校」「国・私立中への進学熱は加熱する一方だ」 という記事。………なんか変じゃない? 6.08校も志願するってことは公立中でなければどこでもいいってこと? 残る6人のうちの5人はどう思っているの?
同じ面の「まなび再考」、ベネッセ教育研究開発センターが実施した第4回学習指導基本調査の結果について、お茶の水女子大耳塚教授が書いている。「5年前に比べ、年間授業時数は増加し、また毎日宿題を出す小学校教員が86%から94%に増えた」「自分で調べることを取り入れた授業を心がける小学校教員は、54%から35%へと激減、表現活動を取り入れた授業を心がける中学校教員も1割減った」………どうしてそうなるの? 山形の先生方はそんな風には変わらないと思うよ。
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さらに同じ面の「挑む」。塾の関係者が書いているコラムなのか、最後に(橋)とサインがある。「高2の受講相談」「将来左右、責任を痛感」の見出し。「東京の高校生は複数の塾・予備校を使い分けている場合が多い」「平日は近所の塾に通い、土曜は都心まで出てくる」「塾によって受験を奨める大学が異なることが少なくない」「進学したい学部・学科、将来つきたい職業も含めてじっくり話した」とのこと。………だれが責任者なの? 学校の先生は何をしているのかなあ。業者テスト廃止なんていう以上のひどい状態になっているような気がするのだけれど。
さて、教育欄のメインは「早大、小学校教員を養成」です。「私立大学として最初の教育学部を設けた早稲田大学にとって、教員養成の焦点は中等教育、中学・高校の教員養成にあった」「中等教育における問題の原因をたどると、その多くが初等教育、小学校教育にある」だから小学校教員の養成に乗り出すという。教職大学院も認可されたとか。………小学校教育に原因があるのではなく、大学の在り方、入試制度に原因があると思うのだけれど、文部科学省、認可するの? それに、教員養成大学が多くて再編を迫り、教育学部をなくした県、大学があるのに、私大に認可するの? 教職大学院まで?
 
と、まあ、「東京あたり」のことを目標にして、地方ももっとがんばりなさいと言わんばかりの新聞記事であります。ほんとうにそうなのだろうか? 「山形あたり」の教育、子どもたちの方が、ずっとまともな気がするのだけれど。

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