社長ブログ

清々しさをいつもありがとう

2012.06.15

この季節、ひんやりした早朝の空気がとてもおいしいです。盛夏ではないので、朝の散歩も早めに帰宅すれば暑くなくてすみます。
一番電車が山形駅に着く時間帯。度々訪れる県立C高校近辺では、いつもうれしい気分になります。学校に着いた野球部員は、校地内を駆け足で移動します。グラウンドの脇を通りかかった私の近くで立ち止まり、次々に「おはようございます」とお辞儀をして、また小走りに去って行きます。何人もの方と挨拶を交わしての帰路。頭を見れば野球部員と分かる自転車のC高生。駅から学校に向かう公道上で、離れた位置から大声で挨拶をくれ、ペダルをこぎ続けていきます。
先日はこんなこともありました。日曜日の夕方です。いつものように通りかかると、練習試合を終えたところでした。グラウンドのすぐ外に居た野球部保護者と思われる方々が、一斉に立ち上がり、直立の姿勢で挨拶をしました。帰宅される審判員の方に向かってです。保護者の皆様も礼儀正しくいらっしゃるのを、初めて見せていただきました。そしてグラウンドの向こうには、バスに乗り込む相手チームを整列して見送っている部員たちの姿です。
kousien.jpg甲子園出場を果たしてから数年経った今も、「技」以上に「心」を大切にした部活動が行われている地元の学校。こういう学校の生徒の皆さんから、「清々しさ」をいただき続けながら、地域住民の一人として温かく見守っていこうと思っている近年です。
いろんな機会に話題に取り上げさせていただいてきたC高校野球部ですが、ここでも書いてしまいました。恥ずかしながら私などは、挨拶の声を喉の奥で飲み込んでしまうときが結構ありますが、当社の社員は元気な挨拶をしてくれているといいなと思っています。(平24.6.15)

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