社長ブログ

「小」・「少」を大切にしたい

2012.09.14

小さな島をめぐって、激しい動きが起こっています。何とか平和的な解決策がみつかれば良いと、誰しもが考えているかと思います。
今回のことで、教訓を得ました。つい、社員にも話してしまいました。
『解決困難な小さな課題を棚上げしないこと。取っつきたくない、触れたくないことから、少しずつでも取り組み始めること。そうしないと、解決できる可能性がどんどん減ってしまう』。
問題点は、長い間棚上げして触れないでおけば何とか解決できる、などということは決してない、ということでしょうか。今回よーくわかりました。肝に銘じたところです。
ところで、山間部の学校に勤務していた知人が、しばらく前に話していたことを思い出しました。児童数がわずかの学校(すでに廃校になりました)で、syou1.jpg
「授業で用いる教材教具類は、当然に数が少ない。以前勤めていた街場の学校では、学年で150セット近く注文していたけど、この学校では数セットで充分。中には、いろんな物を注文しようとしても、訪問してくれない業者もある。ガソリン代にもならないだろうから、仕方ないのかね。でも、教育用品さんは週に最低2回は学校に来てくれて、給食用帽子1つでも届けてくれる」。
「山形県教育の振興に寄与する」ことを社是の一つにしてきたわが社。「小さな学校に、少ない商品をお届けするのも当然」が、当たり前のこととなっています。これからも、小・少を大切にする仕事をしていきたいものです。そして、小事を放っておいたがために大事になってしまった、ということがないように、日々過ごしていこうと思います。(平24.9.14)

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