社長ブログ

チョークと黒板の時代から

2015.08.31

前々回ご紹介した、幼稚園・保育園の先生方対象の「ワンダー元気セミナー」は、大変なご好評をいただきました。また、この夏休み期間に、「小学校器楽指導・アンサンブル講習会」、「ICT教育機器展示会2015インYAMAGATA」、「音コミュニケーション・ワークショップ」など、弊社が主催・後援した各種研修会、展示会も成功裏に終了しました。ご支援、ご指導くださいました山形県教育委員会様、山形市教育委員会様をはじめ小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の校長会様とPTA連合会様、また、公務ご多忙にもかかわらず先生方をご派遣くださいました各教育委員会様、各校園の理事長様・校園長様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
CIMG8759.JPG一販売会社の弊社が主催した催し物に、予想をはるかに上回る多くの先生方がご参加くださったことは、会社として大変有り難く、今後への自信につながったのは、間違いありません。これからも引き続き、先生方のお役に立てる事業を企画して参りますので、なお一層のご指導・ご協力をお願い申し上げます。また、日頃お取引をいただいている20近いメーカー各社から、最新の機器・楽器類を展示・説明いただいた上、運営全般へのご支援を賜ったのも、大変心強いことだったと考えております。ありがとうございました。
CIMG8767.JPG「最低限、チョークと黒板・鉛筆とノートさえあれば学校の授業は成立する」と、私は考えてきました。もっと言えば、先生と子ども達との間に生の会話と触れ合いがあってこそ、教育は成り立つのであって、教育機器はあくまでそれを補完するツールに過ぎないはずです。しかし、「ICT教育機器展示会」では、改めて時代の流れを強く感じたところでした。会場では、多数の先生方が自分のタブレット類を用いて音声・映像を記録したり、メモを打ち込んだりしているのです。そして、機器類の活用法などについて突っ込んだ質問をなげかけている先生方の姿がめだったのです。すでに最新の機器類を使いこなして教育の質を高めている先生方が、数多くいらっしゃるのを知った展示会でした。
これからの学校教育がさらにどう変容し、それに当社がどう対応していけば良いのか、私にはなかなか見えてきません。ただいえるのは、私も含め社員みんなが、時代の流れにしっかり乗って、教育現場のお手伝いをする“腕”を磨き続けるのが大切だ、ということです。(平27.8.31)

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