社長ブログ

さくらんぼサイクリングロード

2022.05.09

「さくらんぼサイクリングロード」をご存じでしょうか。山形市山寺から西川町間沢までの総距離約38kmの自転車専用道路です。ルートのほとんどが、いくつかの大きな川の河川敷に設定されているので、とても安全で、景色も抜群です。
山寺を出発すると立谷川の右岸、山形市の北西角にあたる中野目付近からは須川の右岸、天童市の寺津付近からは最上川の右岸を進みます。天童市から寒河江に伸びる県道23号線の村山橋を経由して最上川を渡ります。そこから西は基本的に寒河江川の左岸や右岸を通り、国道112号線の歩道や元三山電気鉄道線の線路跡を利用した道を利用しながら終着点間沢に到着します。

今回なぜ急に「さくらんぼサイクリングロード」を紹介したかというと、4月29日に久しぶりに通ってみると、リニューアル(舗装路面の改修)されて実に快適だったので、「これは紹介せねば!」と思い取り上げた次第です。
10年以上前、このサイクリングロードは何回か利用しました。山寺からの下り道は、自転車専用道路ということで、誰にも邪魔されず、風を切りながらとても爽快な気分を味わうことができました。しかし、舗装路面が老朽化し結構痛んでいたこと、河川敷の樹木の根っこがアスファルトを持ち上げてガタガタなところが何カ所かあったため、しばらく利用していませんでした。
昨年、しばらくぶりサイクリングロードを通ってみようと入口まで行ってみると、「工事中」という看板があり通れませんでした。何の工事だろう? 堤防でも崩れた? 財政難のこのご時世、一部の人しか利用しないサイクリングロードの改修工事など絶対ないと勝手に思っていました。
1年近く経っているので、工事の経過はどんな案配かと思い行ってみたところ、バリバリの新品のサイクリングロードに生まれ変わっていました。快適な舗装路面。ガタガタのガもなく滑るように進むタイヤ。昔は路面の両端に白線が引いてありました。今回はきれいな青い線が引いてあります。新しい道に生まれ変わったばかりなので、石ころどころか泥さえない快適さ。創学館高校付近から自宅に戻るつもりでしたが、青い線の新しい道がどこまで続くのか行ってみたくなり、予定変更しどんどん進んで行きました。山形市と中山町を結ぶ県道24号線にかかる中野目橋手前で青い線は終了し、そこから先はまだ工事中で行き止まりでした。

さくらんぼサイクリングロードの私のおすすめコースは、普通に山形山寺線(県道19号線)を車に気をつけながら山寺まで行きます。登り道で大変なのですが、ご褒美が待っているというエサをぶら下げて、なんとか頑張ります。そして、ご褒美は帰り道。快適な下り坂のサイクリングロードを、木々の緑の中を、風を切って疾走する爽快感。たまらないです。

ビューポイントは、山寺から高瀬方面に抜ける大森トンネル手前の橋、河川敷一杯に花開く、芝桜の絨毯の脇を通る部分です。4月から5月にしか見られない景色です。

写真:芝桜とさくらんぼサイクリングロード 4月29日10時30分撮影

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