いよいよ夏休み
2023.07.14
明日から、土日と海の日の3連休になります。それから1週間も登校すれば、「いよいよ夏休み」が始まります。
山形県内の多くの小学校は7月24日の週に、多くの中学校は7月22日~24日に開催される県中学校総体の前後に、夏休みに入ります。
私が教員に成り立ての頃、「先生も夏休みでいいねぇ」と一般の方から言われたことがありますが、子供たちは休みでも、教員は普通に勤務日です(ただし、夏季特別休暇や年次有給休暇で休むことも可能です)。私は、たとえ勤務日であっても、子供たちがいるときの緊張感から解放される期間でもあるので、子供たちと同じように、夏休みを心待ちにしていました。
話は変わりますが、先日、我が家の片付けをしていたら、結構昔の家族旅行の写真が出てきました。長男と長女が幼稚園から小学校の頃にかけてのもので、半袖と短パン姿の「いかにも夏休み!」という写真が中心でした。
初めての家族旅行は、長男がまだ幼稚園の年少組の時でした(長女は翌年に生まれます)。その年の7月に、全国初の「ミニ新幹線」として開業した山形新幹線に乗ってみたいという自己中心的な動機から、8月、家族を巻き込んで、2泊の日程で東京旅行にいきました。その1日目の夜、東京ディズニーランドで、花火を見る前に長男が寝てしまい、銀座のホテルまでずっと抱っこしっぱなしだったことを懐かしく思い出します。
長女の最初の東京旅行も、幼稚園の年少組の時の8月でした。長女は、初めて見る山形新幹線内の車内販売(商品を満載したワゴンの移動販売)に興味津々で、山形駅を出発してそれほど経っていなかったのですが、車内販売がUターンしてもどってきたときに、サンドウィッチを買ったのをよく覚えています。
開業から、しばらくの間は、山形新幹線は山形駅発着でした。天童に住んでいる私達は、普通列車で山形駅まで行き、新幹線に乗り換えるという手間がかかりました。山形新幹線が新庄駅まで延伸し、天童駅でも利用可能になったのは、長男が小5、長女が年長組の時で、この時から東京方面への旅行は大変便利になりました。
その後も、かなりの回数、東京や横浜方面へ家族旅行に出かけましたが、やはり圧倒的に夏休み中の旅行が多かったです。また、自家用車での家族旅行も、泊を伴うものは夏休みが中心でした。
夏休みというと、旅行や夏祭りなどのイベントや、夜更かしと寝坊のダラダラとした生活など、普段の日常ではできないことが待っているワクワク感がありました。私自身が、児童・生徒・学生だった時はもちろん、長男長女が生まれてからも、「今年の夏は何をやってやろうか!」と夏休みを指折り数え待っていました。教育現場から離れて5年、夏休みと関係が薄くなり、ワクワク指数も減少してきましたが、気持ちだけは若作りをして、燃える太陽を十分に警戒しながら、自転車とランニングに励んで行きたいと思います。
写真 我が家の庭に咲く「あじさい」 7月13日 7時撮影