社長ブログ

ラ・フランスマラソン大会報告

2023.11.15

11月5日に「天童ラ・フランスマラソン」が開催されました。そう! 4ヵ月前に掲げた「無謀な目標」のハーフマラソン大会です。今回は、最終トレーニングと大会本番の様子を報告します。

《トライアル1》
10月7日(土)。雨の合間をぬって、本番のコースの7割を試走。ラスト3kmから土砂降りの雨。走行距離15.4km。「下り坂の走り」が結構難しいという新たな課題に直面。

《トライアル2》
10月14日(土)。本番のコースの8割を試走。前日までの出張の疲れと睡眠4時間がたたり、ヘロヘロ状態。収穫はユーチューブで学んだ「下り坂の走り方」の練習。走行距離17.5km。

《トライアル3》
10月21日(土)。最終トライアル。早朝6時20分スタート。まだ交通量が少ない時間帯なので、本番のコース試走は熊と遭遇する可能性大! 危険回避のため、急遽、荒谷地区から山寺を目指す。復路も同じコース。意地でも21km突破! という、昭和の匂い漂うスポーツ根性が悪かった。右膝裏痛、両股関節痛という取り返しのつかないダメージを負う。走行距離21.3km。

《大会本番》
午前7時半。電動ママチャリで県総合運動公園に向け出発。雨上がりの曇り空。路面はぬれの状態。8時からの開会行事を見学。大会の参加者は4,130名。まるでお祭りのようなにぎわい。
9時30分。雨が降ってきそうな曇天の中、ハーフマラソンBグループ出発。最初の1kmは人が密集して8~9分/kmペース。その後の緩い登り坂は7分/kmペース。遅いランナーを次々と抜いて走る優越感に、つい調子にのったのが悪かった。登り坂なのに6分/kmペースで走ってしまい、ペース配分が狂い始める。「なんとかなるだろう」と甘い考えが後の悲劇につながる。
下り坂も、順調に走る他のランナーのペースに負けじと、6分/kmを切るスピードで下り、太腿にかなりの負担がかかっているのも無視して、調子こいて走ってしまう。
残り9kmの折り返しあたりから、太陽が照りつけるコンディションも影響し、苦しくなり始める。
残り7km付近からダラダラ続く上り坂に完全にヘロヘロ状態に。残り6km地点からは、「歩かず完走!」と何回も心の中で叫び、8~9分/kmのペースにダウンしたが、根性だけで走る。
残り4km弱でようやく緩やかな下り坂になり、ペースを上げると、残り3km付近で右太腿が痙攣し始める。「やばいかも?」また、8分/kmにペースダウンし、痙攣をだましだまし走る。最後のエイドステーションでは、姉妹都市の網走市提供「カニ汁」が振る舞われていたが、止まったら最後! また痙攣しそうなので、「カニ」と「完走」を天秤にかけるまでもなくパス。
なんとか、歩くことなく、スタジアムに到着。トラックを一周しているときに、もう一つの目標「2時間30分を切る」ことも達成できそうなのを知り、根性で走りきる。タイムは2時間25分7秒。
無謀な目標を掲げて4ヵ月。張り合いのある、楽しい時間を過ごせて幸せ&満足でした。感謝!

写真

1 ハーフマラソン出発直前の様子
2 ラ・フランス「食べ放題」を影で支えるスタッフの方々
3 記念品(ラ・フランス3個、Tシャツ、タオル)と私の記録証

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