社長ブログ

オリンピック、たくさんのドラマが

2008.08.18

夏季休業あけ、当社、今日からまたスタート。その日にふさわしく、見事に晴れ上がって、それでいて涼しくさわやかで、元気の出る天気です。山形の子どもたちも、もうすぐ夏休み明けのスタートです。充実した実りの秋となりますよう、全力でお手伝いいたします。よろしくお願いします。
北京オリンピック、毎日、たくさんのドラマをみることができ、感動の連続です。きのうは、女子レスリング、浜口選手の銅メダルに続いて、伊調馨選手、見事に金メダル。前日の、吉田選手の金、伊調千春選手の銀とあわせて、4選手、全員がメダル獲得の女子レスリング。
テレビでみているのに、試合中はたいへんです。勝ちそうになれば立ち上がり、危うくなれば手を振り回し、審判の判定に声を上げ、ポイントを取られてはため息をつき、残り秒数が少なくなればおろおろし、勝って涙を流す姿を見てはもらい泣きをする、とまあ、戦っている人ほどではありませんが、たいへんです。
メダリストであるかどうかにかかわらず、選手一人一人には物語があります。マスコミは、メダリストに限り、それこそていねいに、その物語を紹介します。120連勝ストップで号泣した吉田選手がオリンピック2連覇する物語、金、銀姉妹が今回は2人とも金と言われてまた金、銀となった伊調姉妹の物語。そして、親子で「気合いだ!」とレスリングに取り組んで、今年こそは金を目指した浜口選手が銅に終わった物語。
それぞれ、北京五輪を目標に、鍛えに鍛え、耐えに耐えて取り組んできた結果が、メダル獲得という栄光の物語になりました。そのうえで、早くも、次のオリンピックへの物語を語り始めるマスコミであります。
メダルにはとどかない選手、1回戦で敗退してしまった選手もたくさんいます。というより、勝者の数よりも、敗者の数の方が多いのは当たり前です。金メダルは1人だけですから。その、たくさんの敗者である一人一人の選手にも、物語はあるのです。
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学校は、また子どもたちの声で賑やかになります。一人一人の子どもが、それぞれに夏休みの物語を持って元気に、登校します。そして、家での物語を背負って登校し、学習や活動の中で、自分の物語をつくる毎日が始まります。
山形の学校は、一つとして同じではない子どもの物語をていねいに読みとる先生でいっぱいです。たとえ他の子どもと比べて十分ではないことがあったとしても、彼なりに精一杯のことであったならばほめてやる、そんな先生でいっぱいです。
オリンピックはまだまだ続きます。メダリストたちの物語とともに、そうではなかった選手たちの物語をも、楽しみたいと思います。

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