「いきものががり」さん、ありがとう
2012.07.13
まもなくロンドンオリンピックが始まります。しばらくの間、テレビづけになりそうです。ＮＨＫでは、オリンピックのたびに放送のテーマソングを決めているようで、今回は「風が吹いている」という曲ですね。若い皆様はよくご存じでしょうが、私は断片的にしか知らない『いきものがかり』というグループが歌っています。
調べてみたら、平成21年度ＮＨＫ全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲「ＹＥＬＬ（エール）」や、平成22年放送の朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」をつくったのも、このグループとのこと。アテネオリンピックでのテーマソング「栄光の架け橋」でも知られている、『ゆず』の影響を受けてグループを編成したそうです。しかも、私と同じ名称の海老名市（神奈川県）出身。すごーく親近感がわいてきました。
『いきものがかり』の名は、グループの男性二人が小学校１年生のときに、同じ学級の「生き物係」をしていたことに由来するとか。その偶然の出会いが、後年、多くのヒット曲を生み出したということになるのですね。
ところで、弊社の本社にも、自らすすんで『生き物係』をしてくれている方々がいます。玄関前の草花に水をやりながらＳさん曰く、「家にあった肥料を少しもってきて根元の土に混ぜておきました」。社屋脇の花壇では、花の様子を見に来たＩさんが、「これくらい小っちゃかった苗が、こんなに大きくなったんですよ」と、身振り手振りで教えてくれました。『生き物係補助』の方も沢山いてくれて、お陰様でアスファルトに囲まれた敷地に、色とりどりの生き物が育っています。
大人だけの職場でも、『生き物係』さんがいてくれるお陰で、知らず知らずに、そこにいる人たちの心に潤いとやさしさが浸透しているように思えます。学校と同じですね。
ちなみに私は先月、自宅の鉢植えを一つ枯らしてしまいました。係には、なれないかもしれません。（平24.7.13）
