社長ブログ

変化に対応する

2015.02.16

今春の花粉予想の報道に愕然としました。平年の1.5倍、昨年の3倍だそうです。数字を見ただけで、目はゴロゴロ、鼻はグスグスになってくるようです。
今の時期、当社では、年度初め向けの商品研究会が全社規模で開催されます。すでに3回、この後2回。さらに支店ごとに何回も。ドリル・テキスト・テスト・教材等々、それぞれの特長を熟知し、先生方にしっかりお伝えできるようにするスキルアップのための研究会です。
先日の研究会も、活気溢れていました。分科会では、テスト問題の改善点の洗い出し、学習指導要領との照合、活用法などについての突っ込んだ話し合い。その後の全体会では、職員室を想定してのロール・プレイングまで登場。授業研究会や生徒指導研修会に臨んでいる学校の先生方の真剣な表情と、営業担当者の真顔が、私の目には同じように映っていました。
crw_9330_jfr%20%28146x220%29.jpg以前、当社の営業部門のエキスパート社員(すでに退職)が、「指導主事のつもりで仕事に当たれ!!」と後輩を鼓舞していました。学校現場の先生方以上に勉強して、わかりやすく丁寧に説明できるようになれ! あたかも、指導主事の先生方のように…、という意味です。現実には難しいかもしれません。でも、その心意気を大切にしている社員の姿勢が伺え、営業マンのプロ意識を強く感じた研究会でした。
そういえば、紹介が遅れました。年末に、全社のPC端末がすべて更新され、業務システムが改善されたのでした。結構な費用でしたが、社長の決断により、業務のスピードアップと安全性の向上が図られることとなったのです。しかし新たな問題も生じました。流れに乗れないでいるがため、業務遂行が速まっていない節が、一部にあるのです。先日も、私の横で社長が、ツールバーのことでウナッていました。
たまたま入室してきた女性社員に質問。いとも簡単に解決しました。たぶん、その社員をはじめ圧倒的大多数の社員は、状況の変化に対応する能力が身についており、研修・研究をすることによって、資質がますます高まるのでしょう。商品研究会の成果が期待できそうです。頼もしいです。
なお、社長は初めから、私には質問しませんでした。理由は明らかです。
毎年二月下旬、当社の定時株主総会が開催されます。この度の総会議案書送付も、先日終了しました。準備が整いつつあります。より多くの株主の皆様からご出席いただき、会社の活力を増強する温かいご意見を頂戴できればと思っております。(平27.2.16)

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