お祓いしていただきました
2016.01.07
新年明けましておめでとうございます。弊社が誕生した「丙申(ひのえさる)」の年が、また巡ってきました。人でいえば数え年61歳。弊社も、第61期の始まりです。これを機に、会社内の組織が一部変わりました。業務内容に大きな変化はないのですが、一部の統括体制を整理したのでした。もとより、業務の効率性と各部署の士気を高めるのが目的です。昨年末の内示の後、関係部署では綿密な下ごしらえを行い、準備万端整って新年を迎えたようです。新体制のもとに、「次の丙申」に向けて全社員力強く第一歩を踏み出しました。本年も弊社をどうぞよろしくお願いいたします。
1月5日、湯殿山神社宮司様から修祓していただいた後に行われた「仕事始めの儀」。そのなかで、永年勤続者表彰がありました。今年の該当者は40年勤続者1名、20年勤続者6名です。各人に表彰状と記念品の旅行券が贈られました。計7名中2名はご夫婦です。おめでたい限りです。二人だけで旅行するか、子ども連れの旅行にするか家族会議を要するようです。子ども連れが絶対にいい、と奥様は考えてるのかもしれませんが…。儀式に引き続き、「新年の宴」が賑やかに行われました。今年も、全社員揃ってご馳走を頂きながら、御神酒も十二分に頂戴した(注:運転係を除く)楽しい会でした。
ただし、ことはそれだけでは終わりません。場所を某ホテルに変えて、賑々しく「永年勤続者受賞祝賀会」です。祝賀会と銘打った「二次会」だという人もいましたが!?。一次会にも増して和やかで愉快な、心地よく酔える時間が過ぎました。しかし、酔いながらもこの祝賀会で感動したことがあります。手前味噌ですが、これほど人間味のある会社は希なのではないか、と思えたからです。
それは、酔いが回った社長の祝辞のなかに如実に表れていました。当然に祝賀会では、受賞者を讃える社長の話がありました。しかし、その中味は褒め言葉を並べたものでは決してなく、濃厚で心温まるものだったのです。7人それぞれの40(20)年前の姿や今に至るまでの仕事ぶりについて、先輩・上司として感じてきたこと、思ってきたことを、冗談を入れながらも具体的に、一言一言かみ締めるように話してくれたのでした。
社長自身が社員一人ひとりをつぶさに知っている。一方で社員は、「コワい社長だ」と言いつつも(一部!?)、時として見せる眉月のような目からのやさしい視線を温かく感じながら、何十年間も勤め続ける。70人規模の会社だからなのか? 70人規模の会社にもかかわらずなのか? いずれにせよ、家族的な営みをしている株式会社、それが当社だ、と改めて思った祝賀会なのでした。
第60期の棚卸しが終わり、本決算に向けての作業が本格化しました。同時に、学校の平成28年度始業に合わせた業務も進行中です。今年も、「山形の子どもたちの笑顔のために」会社あげて頑張ってまいります。(平28.1.7)