社長ブログ

新年明けましておめでとうございます

2022.01.06

令和4年、西暦2022年、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

西暦2022年といえば、目前に迫った「ペキン2022冬季オリンピック」が連想されますが、もう一つの世界的スポーツの祭典、サッカーの「FIFAワールドカップ・カタール大会」開催の年であると、私は強くアピールしたいです。
アジアで「FIFAワールドカップ」が開催されるのは、日本と韓国の2カ国共同開催となった2002年大会以来、20年ぶり2回目となります。もちろん、中東(西アジア)での開催は初めてです。

カタールについて簡単に紹介します。
アラビア半島の東部に突き出たカタール半島のほぼ全域を領土とする半島の国で、面積は日本の秋田県と同程度の11,427㎢。国土の全域が砂漠気候。年間降水量は約100ミリ。
1971年にイギリスの保護下から独立。1940年に油田が発見され、その石油による潤沢な資金をもとに、労働力として多数の外国人を移民させるなどして、20世紀後半から近代的な発展を遂げました。現在も石油や天然ガスの関連産業が国内総生産の6割強を占めます。
人口は約285万人。このうちカタール人は1割強で、残り9割弱が南アジアや東南アジアからなどの外国人労働者。公用語はアラビア語。国教はイスラム教。
そして首都は、あの「ドーハ」です。日本サッカー界では、決して忘れることができない「ドーハの悲劇」の場所です。

かつての日本サッカーは、世界的に見れば弱小国で、ワールドカップ出場は夢のまた夢の状況でした。1993年にJリーグが開幕し、空前のJリーグブームが沸き起こり、日本サッカーも大いに活気づいた、この年の10月、翌年に開催されるワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選がこの地で開催されました。イラクとの最終戦。90分の試合時間が過ぎ、2対1とリードしてロスタイム(現在はアディッショナルタイム)に入りました。ワールドカップ初出場の切符をつかむまで、あと少し。誰もが、勝利を確信していたその時、セットプレーからイラクに同点弾を決められ、初出場は夢と消えました。ご多分に漏れず、私もテレビの前で放心状態でした。
その「ドーハの悲劇」の場所で、FIFAワールドカップが開催されるのは、何かの縁でしょうか。

ワールドカップ・カタール大会は、今までと開催時期が大きく異なります。今までは、北半球・南半球に関係なく、どの国で開催しようとも、6~7月に行っていました。
今回のカタール大会は、11月21日開幕、12月18日決勝戦という、初の冬季開催となります。理由は単純で、酷暑を避けるためです。ドーハの7月の平均最高気温は41度、平均最低気温は31度ですが、12月の平均最高気温は24度、平均最低気温は16度に落ち着きます。

現在、日本はワールドカップアジア最終予選の真っ只中、Bグループ2位につけています。しかし、何が起きるか分からない。油断は禁物! 7大会連続の出場を心から祈っています。
(写真:1月1日15時撮影 天童市建勲神社参道の階段 今年も大雪の正月でした)

« 社長ブログ 一覧 »