社長ブログ

令和4年度が始まります

2022.04.01

4月1日。今日から新年度、令和4年度が始まります。
新入生、新社会人はもちろん、多少の違いはあれど、誰にとっても新しいスタートのこの日は、希望と不安が交錯する、なんと表現していいのか分からない微妙な日であります。

昨年度の4月1日付けの私のブログに、「かつてのスペイン風邪も2年で終息した。良い方に解釈すれば今年度中に新型コロナウイルスが終息するのでは」と期待を込めて書きましたが、残念ながら、まだまだ終息の光は見えません。
2年前、全国一斉臨時休校期間中の4月。来賓も在校生もいない中での入学式を経験した中学生や高校生は、もう3年生になります。制限された学校生活、特に行事や部活動が思いっきりできなかった2年間、人生でたった一度きりの、思春期真っ只中の中学や高校生活は元に戻すことはできません。しかし、普段通りの学校生活では経験できない、コロナ過でしか経験できなこともあったと思います。その貴重な経験を、是非、プラスに捉えてくれることを願っています。
また、中学生は、この2年間はほとんど体育着登校でした。入学の時に新調した制服に袖を通したのは数えるしかなかったのではないでしょうか。学校生活最後の年。年度の途中からでも、常時、制服で登校できるようになることを祈っています。

話は突然変わります。最近、自宅近くの信号機のある交差点(県道23号線と市道旭通りの交差点)に新しく設置されたものを紹介します。この交差点は、天童中部小学校のすぐ北西に位置します。毎朝、大勢の児童が、この交差点を利用するので、時間帯によっては、信号待ちをする児童で歩道はあふれかえります。
その交差点の四隅、車道(横断歩道)から歩道への段差をなくすためのスロープ部分に、車が入ってこれないように「車止め」が、新しく設置されました。(写真参照)
2月下旬から工事が始まったのですが、「この交差点の歩道部分に車が進入しているのは見たことがない(実際歩道が狭くて車は入れない)。本当に必要なのか?」 「逆に、よそ見をしている児童がぶつかるのではないか」と、その設置に少し「異議あり!」の考えでいました。
工事開始から、しばらくは「車止め」だけだったのですが、3週間経って、丁度交差点の角の部分にガードレールの設置工事も始まりました。(写真参照)
「あっ! そうか。この工事は、交通事故の車が歩道に突っ込んでこないようにするためのものだったんだ(想像)」と合点がいきました。さらに、工事が行われたのは、小学校に近いこの交差点ともう一カ所だけというのも合点がいきます。
令和元年に、滋賀県で、右折車が直進車に衝突し、その弾みで、直進車が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた園児、保育士さんを次々にはねるという悲惨な死亡交通事故が発生しました。
この天童中部小北西の交差点も、近年はほとんど事故が発生していなかったため、危険な場所という認識はあまりありませんでしたが、多くの児童が信号待ちをすることを考えれば、この「車止め&ガードレール」工事は、「事故が起きてからでは遅い! 先手必勝」の願いが込められているように思います。
新年度にあたり、児童生徒の交通事故ゼロも併せて祈っています。

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