社長ブログ

4年間の浦島太郎

2023.05.15

先月、4月20日から2泊で東京出張に行ってきました。東京に行くのは、平成31年4月に行われた、あの「桜を見る会」に招待された時以来なので、まるっと5年ぶりになります(平成31年は4月までなので、令和に入ってからは全く行っていないということになります)。

さて、教育用品の社長ですが、就任するとすぐに首都圏や関西圏の主要な取引メーカーを訪問し、就任のご挨拶に行くというのがこれまでのパターンでした。しかし、私の場合、新型コロナの流行とともに社長に就任したので、3年間は東京どころか1度も県外には行けませんでした。
今回は、4年ぶりに取引メーカーのひとつであるU社の表彰式に出席することになったので、ついでに4社ほど3年遅れの挨拶に伺ってきました。

4年間、東京に行っていないと、びっくりするほど変わってしまった場所もあり、その代表例を二つあげてみます。

【その1】新宿駅の東西自由通路
ICカード「Suica]に料金をチャージしようと新宿駅西口のJRの切符売り場を目指しました。人混みをかき分けて、「確かこの辺だったよな」という場所に着きましたが、切符売り場は影も形もなく、どんどんと人が往来する東西自由通路になっていました。「話には聞いていたが、これが東西自由通路か…。便利なものができたんだなぁ。」初めて体感する東西自由通路に感慨深いものがありました。かつての新宿駅は、東から西へ、又は西から東へ移動するには、JRの切符を買って、改札口から改札口へ行くのが最短距離で、次に最短距離なのは、駅の北側にある人しか通れない、ちょっと怖いようなトンネル?(西の入口は昭和の風情を色濃く残した「思い出横丁」、東の入口は「アルタ」前の広場に続く歩道)を利用するしかありませんでした。私が大学生の時から、この東西自由通路あればなぁと、今更言っても仕方がないのですが、どんどん変化する東京に浦島太郎になった気分でした。

【その2】東京駅構内のグランスタ東京
東京駅の八重洲口地下中央改札口付近に「銀の鈴広場」があります。そこからもう少し中央に進んだ十字路? を右に曲がると無料の待合所があり、新幹線つばさの発車時刻までよく利用したものでした。今回の出張でも、つばさの発車時刻まで時間があったので、そこで休もうと考え、東北新幹線改札口付近の階段を下ってB1Fへ向かいました。「え~っ! B1Fに店がいっぱいできている!」あまりの変貌ぶりに驚きを隠せません。かろうじて、以前あった場所に、規模は小さくなりましたが、待合所はありました。しかし、かつての待合所の向かい側や階段の突き当たりは壁で、地下階なのでズバリ地下室のようでしたが、今はB1Fのグランスタ東京の入口や多くの店舗が並び、「いつから東京駅はデパ地下とレストラン街に乗っ取られたんだ!」と思ってしまうほどで、「東京って4年経つとこんなに変わるのか」と衝撃を受けました。

写真 出張一日目の夕食時 西新宿高層ビルの一つ、Nビル49階の飲食店の角部屋から見た西新宿の夜景(うっすらと人が写ってしまっているのはご容赦ください) 4月20日午後8時

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